水湳洞漁港
更新日:2022-12-05
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紹介
水湳洞漁港の海面の一部は、隣接する陰陽海と同様、金色と青色がグラデーションを作っています。雨が多い金瓜石地区。この辺りの岩石は黄鉄鉱を多く含んでいます。この岩石に大量の雨水が染み入り、鉱石中の水酸化鉄が大量に海中に流入し、海面近くに浮遊しているのです。水酸化鉄は黄褐色をしており、水湳洞付近の湾内は海流が弱く、多量の水酸化鉄を含む水が湾内に止まり、陰陽海の奇観を形成しているのです。実はこの金色の浮遊物は海面下およそ3mの深さしかありません。3mより深いところでは、普通の海水の青い色をしています。
ある釣り愛好家は自身のブログで「水湳洞漁港内はマルアジが驚くほど多い」と書いています。延べ竿でシンプルに釣りを楽しむ人もいれば、堤防の外側では磯釣りが大多数を占め、多くの釣り客でにぎわいます。
「長仁社区活動センター」脇の小さな丘の上には「長仁亭」と呼ばれる展望台があります。ここからは旧台金公司の選煉場(十三層遺跡)、水湳洞集落、水湳洞漁港、浜海公路などが見渡せます。ここは水湳洞漁港を眺めるには最高の地点です。
資料出典:現場取材
写真提供:『我們與悪的距離(我々と悪との距離)』 公共電視