新北トラベルネット

九份ビジターセンターは九份派出所の東側に位置し、客運のバス停「九份派出所」で下車し、少し先へ進むと到着します。本ビジターセンターは新北市政府観光旅遊局が管轄しており、1階は旅客サービスエリア、2階以上は事務エリアで旅客立ち入り禁止となっています。 ビジターセンターの建物は大変現代的で、シンプルですっきりとした造りになっています。1階は四角柱の間に設置されたガラスで壁面が構成されており、内部と外部の視覚的透過性は観光客が中へ見学に入るのを促すことができます。また、1階の床は石の洗い出し仕上げになっており、鉱石地区にいるようなイメージを造り出しています。ガラス壁の外側とサービスエリア内部には、観光客が一息できるよう木製ベンチが設けられています。

「三峡歴史博物館」は、もともと日本統治時代の稱庄役場で、80年以上前に建てられた歴史ある建物です。全て赤レンガを使用して建てられた庁舎は、当時、「台湾で最も美しい村役場」と呼ばれていました。1999年(民国88年）、この美しい赤レンガの古い庁舎は4年の修復期間を経て、今日の歴史文物館として生まれ変わりました。館内は2階建てになっており、1階は文芸特別展エリアで、不定期で芸術や文学の特別イベントが開催されています。2階は常設の展覧エリアで、三峡の歴史文物や古い道具・器具が展示されており、見れば懐かしい記憶がよみがえることでしょう。