アンカーポイント紹介
新北市烏来区にある烏来トロッコは、当初は木材輸送だけを目的としていましたが、烏来滝の観光開発により観光客の需要が高まったことから、1963年に旅客輸送を開始し、人力で観光客の輸送を開始しました。日増しに増加する観光客に対応するため、1974年に機械化を実施し、ディーゼルエンジンでトロッコを駆動しました。さらに1987年には従来の回転台を代替するため、困難を乗り越えて滝駅にトンネルを開通し、現在に至っています。
木材伐採業が廃れると、観光客を運ぶためにトロッコが使われるようになり、1963年には観光客を乗せる可愛いトロッコに変わりました。豪華なデザインではありませんが、見た目を裏切るかなりのスピードです。スタート地点の烏來から滝駅までの約1.5キロをヒューっと走り、開放的な窓から緑を満喫することができます。また、トロッコ軌道のそばには南勢渓谷に沿って整備された恋人歩道があります。登山後にトロッコに乗り、下山後は恋人歩道を歩いて覧勝橋に戻るコースがおすすです。恋人歩道は片側は山壁で、もう片側は渓流があり、観光客は軽い運動をしながら新鮮な空気を吸い、リラックスしながらマイナスイオンを楽しむことができます。