新北トラベルネット

「マッケイ博士像」は淡水郵便局後方の河岸にあり、ここは当時マッケイ牧師が上陸した場所で、マッケイ牧師の上陸をイメージしてデザインされています。聖書を手に持ち地面に膝間付いてお祈りをしているマッケイ博士と、その隣には彼が乗ってきた小舟があります。マッケイ上陸地の銅像から出発し、近くにあるマッケイ博士が伝えた淡水礼拝堂を訪ねることもできます。その礼拝堂のそばには偕医館があり、マッケイ博士が設立したオックスフォード・カレッジは真理大学のキャンパス内にあります。また、未婚女性が学んだ女学校と既婚女性が学んだ婦学堂、そしてマッケイ博士のお墓は淡江高校の中にあります。

1872年から1880年にかけて、マッケイ博士は青空教育のスタイルで道端やガジュマルの木の下、渓流や海の近くで布教していたことから学校創設の重要性を感じ、1880年のカナダ帰国時に寄付を募り、淡水に戻った後学校創設に着手しました。 「オックスフォード・カレッジ」は1882年に設立されたもので、当時の教会は布教や医療、教育等の人材を育成する拠点でした。マッケイは故郷の人々の支援を記念し、飲水思源（他人から受けた恩を忘れてはならない）の意を込めて、その故郷である「オックスフォード」と名付けました。 オックスフォード・カレッジは、真理大学や淡江高校の前身と言えます。中国の伝統的な色彩が豊富に取り入れられた建築は、マッケイ博士が自ら設計したものです。