アンカーポイント紹介
国家古跡、泰山の源点「頂泰山巖」は、泰山地区で最も長い悠久の歴史を誇る廟です。250年に及ぶ歴史を擁し、国家第三級古跡に選ばれています。廟全体の建物の構造がその気質を高め、内部は、木造の細部建築と大小様々な木彫り彫刻が施され、すべて日本統治時代の大規模な修繕期間に台湾北部の名匠 陳應彬によって設計・修復されたもので、現在、台湾では数少ない木造建築の寺廟の一つです。その他、明志路上にも「頂泰山巖」から分霊された「下泰山巖」があります。頂 泰山巖は、泰山地区で最も古い廟です。 1754 年に建てられ、当時は福山巖と呼ばれていましたが、百年後、火事で焼かれ再建した際に「泰山巖」と改名されました。泰山地区の名前もここからとられたもので、如何に地元の人たちにとって重要な場所であるかがうかがい知れます。 250 年の歴史を擁する廟は、国家 3 級古跡に指定されており、その構造は南方木造建築に属しています。五門式正殿はシンプルながら荘厳な風格で、主に顯應祖師を祀っており、両側には地蔵菩薩、観音佛祖、文昌帝君などの神々が分祀されています。参拝だけではなく、懐かしさを感じるために足を運ぶ人もたくさんいます。また、近くの崎頭歩道は泰山の有名な古道で、義学坑や明志書院へも通じており、泰山の文物を一度に見てまわることができます。