アンカーポイント紹介
新荘に鎮座し数百年慈祐宮は新荘で最も古い廟寺で、その歴史は 300年近く、一般には「新荘媽祖」とも呼ばれ、内政部公示の 3 級古跡に指定されています。『台湾通史』の中にもこの廟に関する記載があり、もともとは普通の小さな廟でしたが、新荘の発展に伴い信仰の中心となり、規模の大きな「天后宮」も建てられました。高度な技術の木彫りや石刻、モザイクに似た「剪黏」の芸術的な装飾が施されています。その後、台風の襲撃と職人による修復が何度か繰り返されましたが、修復は古い手法で行われ、古びた外観の雰囲気を損なわないようにしています。煙の中に鎮座すること数百年、新荘の今と昔、繁栄と衰退のすべてを見届けてきた正殿の媽祖を見れば、その歴史に思いを馳せることでしょう。