新北トラベルネット

今日の中正路は旧称を「水返脚街」と言い、かつては基隆河沿岸の貨物ターミナルでした。汐止開発の原点になった場所でもあるため、かねてより「汐止第一街」と呼ばれています。その過去の輝かしい歴史から、牛稠頭埠頭、公有市場、農倉、教会、隘門跡など、数多くの史跡がこの通りには残っています。また、米屋、生地問屋、薬屋、お香屋など、3代にわたって経営を続けてきた老舗も数多く軒を連ねています。通り沿いの建物の一部には、今も伝統的な長屋様式が残っており、汐止の貴重な文化資産になっています。

大漢渓の右岸、湳仔溝サイクリングロード沿いに位置する湳仔溝抽水所では、サイクリストに休憩スペースを提供するため、一部の空間をサイクルステーションに改築しています。案内標識に従って進むと、堤防に架かる雙渓口防汛陸橋からサイクルステーションに入ることができます。内部には、トイレ、空気入れ、給水機などの設備があるほか、室内の休憩スペースでは、休憩を取りながら、板橋湳仔溝の地元の物語について知ることができます。 ところで、このサイクルステーションで最も人目を引くのは、何と言っても世界的に有名な星の王子さまをテーマにした、高さ26メートル、幅18メートルの壁画でしょう。かわいい星の王子さまもキツネもバラも、小惑星B612で皆さんの訪問を待っています！（写真提供：新北市政府水利局）