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黄金神社

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更新日:2022-12-05
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紹介

金瓜石神社は山神社、黄金神社とも呼ばれ、黄金博物園エリア奥の歩道をさらに650メートルほど進んだ場所にあります。神社へと通じる石段は黄金博物園エリアが修繕しており、海抜約300~400メートルの高さで、長さは約600メートルにわたり、徒歩20分ほどで黄金神社に着きます。両脇の山の植物は季節ごとに違った風情を見せてくれます。雨が降った場合は、坂の石段が滑りやすくなるので足元に注意が必要です。天気のよい日は日陰になる場所がないので、熱中症に注意してください。


この金鉱産出区域に黄金神社が建立されたのは、鉱業発展の祈願と密接な関係があります。黄金神社の主神は大国主命、金山彦命、猿田彦命の鉱業と関係のある三神です。明治三十年十月(西暦1905年)に初めて建立され、当時本山の採掘業務を経営管理していた日本の田中組株式会社社長が建造計画を指揮しました。当初は本山金瓜石断崖東側の平地の間にありましたが、その後の鉱業の発展に伴う金瓜石山城地区の隆盛に従い、昭和八年(1933年)「四平巷」山腹の崖のそば、現在の本山「神脈」の上に移転しました。後に国民党政府が台湾に渡り、台糖と台電が金鉱地区の管理を引き継ぐと、鉱業は次第に衰退し、黄金神社も往時の面影を失っていきました。現在では建築の骨組みがいくつか残り、かつての黄金の日々を偲ばせてくれます。


黄金神社全体の建築はいくつかの部分に分けられます。神社の原型は寝殿、拝殿、手水舎、参道からなり、参道には鳥居三基、幟旗の台座五台、入院銅牛五体がありましたが、今では鳥居二基、旗幟の台座一台のみとなり、三対の石灯籠と数本の殿柱がたたずんでいます。


参考資料:取材訪問

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