アンカーポイント紹介
以前の淡水は大型船舶が停泊できるほどの深さがあり、淡水が貿易港として開放された後は非常に重要な港となりました。「ダグラス洋行(洋行とは外国人経営の商社のこと)」は、当時の淡水旧五大洋行(徳記、和記、怡記、ダグラス、宝順)の1つです。特に「ダグラス洋行」は一般的な洋行の貿易機能を備えているほか、水上運輸を主な業務としており、台湾航路を30年に渡って独占していました。淡水開港後のめざましい発展を見てきたというだけでなく、マッケイ博士が台湾に来る際に乗った汽船も、「ダグラス洋行」傘下の「海龍号」だったのです。