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新十八王公廟

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更新日:2022-07-27
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紹介

「大家楽」、「六合彩」(かつて台湾で行われていた違法博打)がまだ流行していた時代、ここ「十八王公廟」が当選番号を何度も出したことで、当時、ギャンブル好きの台湾人が殺到しました。現在でも線香の火は絶えることはありません。ここで主に奉られているのは「第十八忠犬王公」です。十八王公は航海時、遭難を経験していたことから、参拝時には熱い食べ物をお供えして王公の寒さを和らげることが慣例となっています。特記すべきは、王公像は祈願のために開放されているのみならず、特定の部位を撫でることでそれぞれ異なる意義があることです。「犬の頭を撫でると大きなビルに住める、犬の身体を撫でるとお金が手に入る、犬の口を撫でると巨万の富を得る、犬のしっぽをなでるとよい道具を得る、犬の耳を撫でるとたくさん儲かる、犬の角を撫でると金銀で一杯となる」などといった例があります。祈祷後におなかがすいたら、近隣の石門結婚広場向かいの「劉家肉粽」でホットなグルメをお楽しみいただけます。



十八王公廟で最も有名なのが第十八忠犬王公であり、いわば台湾版忠犬ハチ公です。新廟の外に建てられた高さ30メートルの巨大黒龍義犬銅像は非常に壮観です。



十八王公は常に住民を庇護し、さらには往来する海上の船舶を導き、外地の漁民船も参拝に訪れるほど、その名を轟かせていました。1986年、毎日の参拝者の増加に伴い、原子力発電所と交通安全への影響が危惧され、擲筊(ポエ占い)により茂林村坪林52号に別途新廟の建設を決定。1994年に完工しました。



新十八王公廟は半山腰に位置し、周囲の景観が優美であることで知られています。最大の特色は、廟の傍に鎮座する約10階建ての高さの「黒龍義犬」彫刻像です。秋冬には犬の身体に登り、眼のところから、周囲の青い山々と海を一覧できます。
 

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