淡水重建街
更新日:2022-12-23
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旅行のヒント
- 淡水第一の商業区、「真」の淡水老街(旧市街)
- 福佑宮の千里眼とともに観音山を遠望
- 不定期の階段マーケットで宝探し
- 「恋愛通り」のレトロな美に浸る
- 生き生きした壁画が淡水カルチャーを表現
紹介
正統派の淡水老街
観光客が引きも切らない淡水中正路は、周知のとおり淡水老街とされてきました。けれども、中正路に鎮座する福佑宮の真後ろにある重建街こそ、真の淡水「老」街なのです。重建街は初期の頃には九崁街と呼ばれていました。福建からの移民が、ここに九軒の商店を開き、淡水で最も早くに開かれた商店街となったのです。今日まですでに200年余りの歷史を刻んできました。にぎやかな中正路と福佑宮を隔てただけですが、格調高く落ち着いた趣が漂っています。石段をゆっくり上っていけば、百年の古民家も斜面に沿って段々と続いていきます。
河岸にのびる丘の町は詩や絵画のよう
商業の中心が移るに従い、重建街は斬新なアートスポットに生まれ変わっています。古めかしい建物に映える躍動的な壁画が、淡水の昔話を描き出しています。医師であり作家である王昶雄と画家、林玉珠がコラボして作り上げた「恋愛巷(通り)」でレトロなデートはいかがでしょう?福佑宮の千里眼(媽祖に使える鬼)といっしょに手を額の前に掲げ、詩のような、絵画のような美しい淡水河と観音山を遠望し、あなただけの『阮若打開心内門窓(「心の窓を開いたら」作詞:王昶雄)』を探しましょう。