アンカーポイント紹介
福連小学校から右手を望むと、さほど遠くない場所に小さな漁村集落が見えますが、それが卯澳漁港です。福連小学校付近で水遊びを楽しんだ後、卯澳漁港を目指して北濱公路に沿って東に進むと、漁港に入る手前付近に、石造りの古民家が数軒立っています。石材には海岸の砂岩、小屋組には台湾東部の竹材が使われており、屋根はかつて野生の茅が敷かれることが多かったです。現地調達の材料で建てられたこうした古民家には、まさに昔の人々の生活の知恵が詰まっています。石造古民家の多くは、現在荒廃して倒壊しつつあるため、完全に倒れて消えてしまう前に、ぜひその歴史の痕跡を見学に訪れてみてください。