新北トラベルネット

燭台双嶼は高さ約60m。悲しい「夫妻石」の伝説が伝わっています。ここは元は金山岬の一部でした。後にプレートの運動により縦横が交差する節理の岩石が形成され、波と風が絶えず吹き付け侵蝕した結果、岬と分離。小さな島は長い間、波にさらされ、下方の海蝕洞が徐々に貫通して岬となり、石門に似たアーチを形成。その後アーチのてっぺん部分が崩壊して、二本の石柱形の顕礁となりました。石柱は基礎の部分は繋がっていますが、水面では別れて双嶼となり、二本の燭台のようだとして、「燭台双嶼」と呼ばれています。

「獅頭山海浜公園」の中正亭に立つと、金山区が1984年に設立した展望デッキ、ステンレス製の円形フレームで囲まれた景色が見え、石碑には「燭台双峙」と刻まれています。ここは「燭台双嶼」の撮影、オーシャンビューに最高の地点です。遠望するにも俯瞰するにも、金山海岸のバラエティに富んだ地形、景観を楽しむことができます。