紅毛城の東側にある「英国領事館官邸」は、赤レンガとアーケードのある洋館建築で、紅毛城のお城のスタイルとは全く異なります。領事館のレンガ造り建築はイギリスの建築家による設計で、中国の技師が施工しました。また、中国建材や赤レンガビル、アーチの回廊、傾斜のある屋根、高い石段等を活かし、典型的な植民地建築の特色をうまく表現しています。現在、館内では毎週末DIY教室を開催しており、12月は「歴史パズル体験イベント」というテーマで、パズルを通して領事官邸の床タイルの幾何学模様の構図を知ることができます。英国領事館は1891年にイギリス人が建てた赤レンガの二階建て洋館で、外壁のレンガに彫られた「VR1891」のデザインと花瓶型の欄干は非常に美しい見栄えです。