猫橋は元々猿硐駅を行き来する住民の陸橋として1970年に台湾鉄道によって建設されました。2009年以降「猫村」としてその名が知られるようになり、そこを訪れる多くの旅行者が、駅側の陸橋から猫村、炭鉱園区へと戻ります。住民からの要望を受けて新北市政府は狭く老朽化した陸橋の改築を決定し、2012年より「猿硐駅と猫村のバイパス陸橋」の改築計画が開始されました。地元住民の意見を参考に、猫村の特徴や地元の炭鉱、猫、トンネルのイメージを融合させ、特色ある「猫橋」を完成させました。橋の中には猫の足跡、写真、イラスト、さらにはネコ専用の通路やジャンプ台まであります。2013年には公共工事ゴールデンクオリティアワードを獲得しています。