新北トラベルネット

「努力生産、保安第一」
猴硐地区は日本統治初期から大規模な採鉱事業が行われ、当初は三井財閥が主導していました。1920年に猴硐駅が開業すると、生産性向上のため駅の東に整炭工場が建設され、石炭の選別・処理を行っていました。猴硐地区の鉱山はその後、李建興が借り受けて「瑞三鑛業公司」が開設され、最盛期には1日500人以上の坑夫が入坑し、台湾第一の炭鉱会社として台湾経済の飛躍を牽引しました。

古いものを古いままに、鉱業の栄光を再現
瑞三鉱業整煤場は1990年に廃業し、20年以上を経て徐々に崩壊が進みました。新北市政府と文化部が協力して修復工事を開始し、大工職人の優れた技術と現代工法の融合により、古いものを古いままにという精神で傾斜した遺跡が修復されました。3年の歳月をかけて完工し、石炭工場の栄光が再現されました。内部には鉱業文化歴史展を企画し、異なる主軸と角度から猴硐地区の鉱山労働者の歴史と記憶を一望することができます。マルチメディア映像展示と音と光のインタラクティブ技術を導入し、より楽しく、より生活に密着した石炭鉱業の文化歴史体験を提供しています。