アンカーポイント紹介
新北市三芝区に位置する三生歩道は全長約2キロの安山岩で舗装された川沿いの遊歩道です。この地域は「生産」、「生活」、「生態」が一体化しているため、このように名付けられています。遊歩道沿いは緑化、川の整備、アーチ橋の流水、石造りの手すり、親水護岸、段々畑など農業生産に関して整備が行われている様子が伺え、早くから行政院農業委員会水土保持局が関連設備の設置の支援をしていました。客家委員会と新北市政府が建賞桐歩道の建設を補助して客家の生活環境に配慮した集落を構築しながらハイキングを楽しむコンセプトの実現を目指しています。
三生步道は四季を通じて美しく、春は散りゆく桜や藤の花が舞い、川岸にはカンヒザクラ、ソメイヨシノ、ショウワザクラ、ヤエザクラが植えられていて、桜の季節である3月中下旬から4月上旬にかけて満開になります。清明節(4月上旬)になると賞桐歩道には桜吹雪が舞い、4、5月がロマンティックな雰囲気になります。 夏になると蝶が舞い、カエルが鳴き、ショウガの花の香りが漂います。秋になると魚やカニが川に姿を現し、紅葉がひらひら舞い落ちます。遊歩道そばの「美人腿(たけのこの一種)」が甘みをマシ、冬になると霜が葉を覆い、季節によって彩とりどりです。
*写真協力:楊奐箴カメラマン撮影の空撮写真掲載許可に感謝申し上げます。