列車を追いかける第4回全国最大駅伝 女性トップランナーでスタートを切る
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台湾で唯一、観光・鉄道・マラソンを融合した新北市鉄道駅伝は、今年で4回目を迎えました。大会は本日4月21日の午前7時、新北市政府の謝政達副市長や、日本から訪台した西武鉄道の金崎順一課長らなど、多くの来賓による笛の合図で一斉にスタートを切りました。今年は新北市議員から3チームの参加があったほか、新北市政府の謝副市長も列車を追いかける駅伝で速さを競い合おうとチームを率いて参加。さらに、隣市の台北市議員も初めてチームを組んで参加しました。大会では、百年の歴史を持つ鉄道タブレットケースの復刻版をたすきとして使用。どのチームのメンバーも「たすきをしっかりつなぐ」ことを心がけ、力を合わせて47.6キロのウルトラマラソンを完走、同時に見学者が選手のために熱い声援を送っていました。本大会には日本西武鉄道から宿泊券が提供され、コメントを投稿して抽選ができる抽選場所や双渓の地元個人農家のブースに人々が押し寄せました。
駅伝は1チーム7名構成。トップランナーは全員女性限定という伝統を受け継ぎ、700名余りの「美しい」ランナーが先頭を切って、汗を流しながら走り抜けました。また、絶対に見逃せない伝説の「丸・四角・三角・楕円」の4種類の復刻版鉄道メダルも、今年初めて全部揃うことになるため、4年連続で参加しているランナーは、メダルを「全種類制覇」したことになります。
特筆すべきは、スマイル号組(コスプレ部門)の審査はファッション誌『GQ』の編集長・周青永氏が担当したこと。今年は趣向を凝らした合計500名のコスプレ選手がコースを走り抜け、「七変化の女王」としてマラソン界で名の通った林恵萍選手率いるチームもメンバーのためにコスチュームを手作りし、人々が記念撮影に殺到するほどで、今大会の見所の一つとなりました。また、資産百億を誇る企業、聯発科(メディアテック)と伊雲谷(eクラウドバレー)も協力の精神を発揮し、大会で素晴らしい成績を残しました。この大人気の駅伝大会は、コース沿いの風景も規則の設計も、台湾で類を見ないものです。デザイナーの田修銓氏による意匠を凝らした「豬隊友」完走タオルが大好評を博したほか、コース沿いでは大勢の情熱的なボランティアが選手のサポートをしました。「速く走るなら一人で、遠くまで走るならみんなで」、これこそ大会の精神を象徴するのに最もふさわしい言葉です。
今年の鉄道駅伝は再び、日本の西武鉄道との連携で開催されました。4年連続で参加したランナーは完走メダルを「全種類制覇」できるほか、西武鉄道からは、限定版の保冷バッグが4年連続参加の駅伝ファンに追加で贈られたため、悔しがる参加者が続出しました。
新北市観光旅遊局の張其強局長は、このような非競技型のマラソン大会は、健康づくりに役立つだけでなく、地元にもより多くのビジネスチャンスをもたらすことができるとし、特に貢寮は現在アワビのシーズンであり、双渓でも新鮮な摘みたての安全有機野菜が購入できるほか、大会終了後は、春季旅行の補助政策を通して、宿泊施設をお得に利用できるとアピールしました。また、休日には、ホタルや海観賞、古道めぐりなどの小旅行にぜひ出かけてほしいとも話しました。
新北市観光旅遊局はまた、イベントの協賛・協力機関にも特別に感謝の意を述べました。今大会を裏で支えてくれた台湾交通部観光局東北角及び宜蘭海岸国家風景区管理処・龍洞管理ステーションの陳世明主任、台湾鉄路管理局宜蘭区間の謝清田区間長、双渓駅の呂明益駅長、日本西武鉄道株式会社の金崎順一課長、貢寮区の藍瑞珉区長、双渓区の施玉祥区長、双渓高校の彭盛佐校長、福容ホテルの陳柏宏副社長らは、本日の来賓として、大会でスタートの合図を鳴らしました。
今日の大会に参加した新北市議員は、白珮茹、江怡臻、宋雨蓁、李余典、周雅玲、林国春、林裔綺、林銘仁、洪佳君、馬見Lahuy・Ipin、張錦豪、陳儀君、廖先翔、鄭宇恩、戴瑋姍、鍾宏仁の計16名。新北市の謝政達副市長、林芥佑副秘書長、邱敬斌副秘書長、新聞局の蒋志薇局長、法制局の黄怡騰局長、工務局の朱惕之局長、文化局の蔡佳芬局長、環境保護局の劉和然局長らも、自ら大会に参加し、ランニングの楽しさを体験しました。
イベント公式サイト:https://goo.gl/BoqNdz
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