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北海岸の「十八王公廟」一帯に来ると、たくさんの肉粽(肉ちまき)店を見かけますが、その中でも「劉家肉粽」は一番の老舗です。営業を開始してからすでに35年を超え、現在は2代目が経営しています。メニューには、北部肉粽、南部肉粽、変わり肉粽(客家粽、豆沙甜粽などを含む)など9種類のちまきがあり、価格も安く、具材もたっぷりで、お土産品としても大人気です。

50年の歴史を誇る「福隆便当（弁当）」は、創業当初は「郷野便当」と呼ばれていました。しかし、台湾鉄道の福隆で販売されていることから、月日のたつうちに皆から「福隆便当」と呼ばれるようになりました。福隆便当の最も重要な特色は、わずか55元で7種類のオカズを食べることができることで、ご飯も香りよく歯ごたえもモチモチとしており、豆乾や煮玉子、豚肉などしっかりと味の染み込んだ滷味（台湾風煮込み）に塩気の効いたピリッと辛い大根の漬物を合わせていただきます。多くの馴染みの客にとって、福隆に来れば欠かすことのできない指定の味となっています。