星光橋
基隆河に架かる星光橋は、全長270メートルで、汐止長安橋の下流800メートルの場所にあります。この橋は基隆河にまたがる初の景観橋で、五堵駅に隣接した歩行者・自転車専用の橋です。橋本体は「片持ち式斜張橋」構造を採用。2秒ごとに色が変化する高さ75メートルの主塔は、傾斜式設計になっており、そのフォルムは天に向かってそびえる巨大なマイクを思わせます。主塔の白い塔身にも橋本体にも点状照明が備え付けられており、夜になると星のようにまばゆい光を放つことから、星光橋と名付けられました。また、主塔の左右に張られた非対称的なケーブルも、星光橋の大きな見所になっています。橋げたも通常の「角張った」単調なデザインとは異なり、S字型に工夫されています。傾斜式の主塔と橋本体に設置された点状照明は、きらめく星々を表現しており、汐止地区の今後の発展に対する無限の期待を象徴しています。