メインコンテンツセクションに行く アンカーポイント

新北トラベルネット

【三峡】小さな街の歴史を訪ねる

アンカーポイント
1229
【三峡】小さな街の歴史を訪ねる
タイプ:
クラシック
旅行日:
一日ツアー

推薦路線

Day

      紹介

      アンカーポイント
      親子の思い出というものは、一つひとつの小さな出来事の積み重ね。今回お勧めする三峡の観光コースは、アウトドアと歴史的建築と手作り体験を一つにした、バラエティ豊かで楽しさいっぱいのコースとなっており、親子の絆がいっそう深まること間違いなしです!まず最初に訪れるのは三峡の秘境とも呼ばれる滝「雲森瀑布」。ここのトレッキングコースではとても豊富な生態系を見ることができ、豊かな緑に囲まれながら迫力のある滝を眺め、フィトンチッドを思い切り吸い込むことができます。ランチタイムは古い街並みの「老街」に繰り出してお腹を満たしましょう。そして多くの地元民が絶えず参拝に訪れ信仰の中心地となっている「清水祖師廟」で寺廟建築の中に溶け込んだ芸術の神髄を堪能し、同時にお子様の健康と安全をご祈願しましょう。また、三峡老街には特色あるスポットもたくさん集まっています。例えば古い赤レンガの建物「三峡歴史文物館」では地元の歴史的文献や遺物および文化の展示を行っており、そのすぐそばにある「三峡染工房&三峡藍染センター」では、親子一緒に藍染体験をしてお子様がその感性とアイディアを思い切り発揮させ、民俗工芸の魅力をその手でじかに体感することができます。そして三峡河にかかる、この街の栄枯盛衰を見守ってきた「三峡拱橋」を遥かに眺めつつ三峡の自然景観の美しさを堪能したら、最後の観光スポット「李梅樹記念館」に向かいます。ここには李梅樹氏の貴重な作品の数々が収められており、ガイドが案内する絵の解説に耳を傾けながら三峡の歴史を振り返り、お子様との素敵な思い出を心に刻むことができるでしょう。
      day01
        前へ
        祈堂老街の旅
        1889年、台湾で初めての鉄道建設が基隆と台北との間で急ピッチで進められていた頃、工事に従事していた労働者が、今日の基隆七堵一帯の川の中でキラキラ光る砂金を見つけました。人々は金を求めて川を遡り、小金瓜と大金瓜で地表に露出した金脈をついに発見。こうして北台湾のゴールドラッシュが始まり、静かだった金瓜石と九份は黄金の歲月へと突入しました。けれども1987年、台金公司は採掘業務を終了。金瓜石の百年近くにわたる金鉱山の歷史に終止符が打たれたのです。隣りにあって、商業が活発な九份とは異なり、鉱山が閉鎖されたのちの金瓜石は世間から隔絶され、静かな山間の町に戻っています。山中に埋もれた建物、辺りを見守る巨大な関公聖像、路地を行き来する登山客の姿もちらほら。これが金瓜石の今の姿、そしてその麗しさです。「永遠に忘れない」第二次世界大戦時、金瓜石には日本軍の捕虜収容所がおかれていました。現地では「督鼻仔寮(鼻の高い外国人が住むところ)」と呼ばれ、外国人捕虜が収容されていたのです。東南アジアの戦場から連行されたこれら捕虜は英国、米国、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、オランダなどの出身者で、収容中は銅の採掘を担わされました。生活条件はひどく劣悪で、多くの捕虜が大戦の終了を待たず、金瓜石でこの世を去りました。1997年「国際和平終戦記念園区」が開園。過去の戦争を伝えています。「Freedom is not free」は平和が簡単に得られるものではないことを世界中の人々に訴えかけています。祈堂老街(旧市街)は金瓜石のメインストリートです。山並みに沿って作られた旧市街は鉱山労働者の主な生活圈でした。最盛期には八万人もの金採掘者でにぎわい、通りには食事処、雑貨店を始め、銀楼(宝石店)、ビリヤード、酒家(飲み屋/クラブ)などの娯楽施設まで、何でも揃っていたのです!日本統治時代には「金瓜石銀座」とまで呼ばれにぎわいましたが、ゴールドラッシュの終結とともに、金瓜石の人口は2000人を下回るまでに急速に減少しました。にぎわいが去った後の祈堂老街は当時の面影を残しており、レトロな雰囲気が漂っています。改修された「彩虹階段」はSNSで話題をさらい、この鉱山都市に再び注目が集まることになりました。「彩虹階段」を上れば「金瓜石勧済堂」に到着です。「祈堂」とも呼ばれ、創建120年を優に超える金瓜石の信仰の中心地です。主神は盛名轟く関聖帝君(関羽)で、「勧済堂」で最も有名なのは堂の至宝とされる関公聖像です。純銅製で、台湾最大の高さ、35台尺(約10.5メートル)を誇ります。『春秋』を開いた関羽は、山を背に海に臨み、金瓜石の高台にそびえ立っています。金瓜石で最も目をひくランドマークであり、この地の守り神として、金瓜石に暮らす人々を代々見守ってきたのです。標高260メートルの報時山は、日本統治時代にここに設置され、定時に音を発していた警報器にちなんで名付けられました。勧済堂駐車場から登山歩道を登って行くと、わずか10分で展望デッキに到着です。海の方を向くと、陰陽海と北海岸が一望のもと。振り返り山の方を見れば、無耳茶壷山、「六坑斜坡索道」が目の前です。緑の山々と青い大海原に包まれる心地よさは格別です。茶壷山は金瓜石地区を後ろから支えているかのような山です。標高は602メートル。金瓜石側から山頂の岩石を見ると、取っ手のない急須のよう。そのため「無耳茶壷(急須)」というかわいくて覚えやすい名がついたのです。「無耳茶壷山歩道」は金瓜石地区でいちばん人気の登山歩道。勧済堂駐車場から上って行くと、30〜50分で山頂に到着です。ここは瑞芳地区で最も美しい展望スポット。眼前には基隆山、足元には金瓜石の街並みと曲がりくねった道路が広がり、無限の青空と大海に包まれながら、心と身体のパーフェクトな癒しを感じることができます。「アジア第一の貴金属鉱山」はかつて金瓜石に冠せられた威名でした。当時は金、銅の採掘が盛んで集落が形成され、一攫千金を狙う採掘者の夢が詰まった街でした。鉱脈が枯渇した今、街は廃れましたが、山と海が織りなす絶景は変わっていません。登山客と、金瓜石に今も暮らす人々にとって永遠の心の故鄉です。
        次へ
        「汐止」の山と湖の秘境を訪ね、星光橋でS字型の輝きを満喫
        百年以上の歴史を有する、京都風の由緒ある廟が何と汐止に?!汐止にある拱北殿は、秋の紅葉狩りの名所。1906年に建立されてからすでに百年以上の歴史があり、美しい紅葉だけでなく、境外にある古風な美しい佇まいを見せる石造りの2連アーチ橋も見所となっています。ところで、汐止の桃源郷はここだけにとどまりません。汐萬路に沿って山奥に進むと、ひっそりと佇む山々に囲まれた湖に出くわします。それが新山夢湖です!冬によく霧が発生し、おぼろげで幻想的な雰囲気が漂うことから、「夢湖」と名付けられました。新郎新婦のウェディング写真撮影スポットとしても人気があります!歩道に沿って新山に登り、上から夢湖を眺めると、大変静寂で、暑さもすっかり吹き飛びます。帰りは汐止市街に戻るついでに、汐止老街に立ち寄ることをおすすめします。汐止老街は汐止開発の原点になった場所で、数多くの史跡が保存されています。近くには30年以上営業している八宝冬粉(五目スープ春雨)の老舗や、創業60年の鹹粥(中華粥)の老舗があるほか、駅のそばの夕市にも様々な美味しいB級グルメがあり、お腹いっぱい食べることができます。日が暮れるにつれ、基隆河の上空に星々が現れる頃になると、カーブを描くS字型の星光橋が夜間のライトアップによって、まるで銀河のようにキラキラと輝きを放ち始めます。お腹の消化も兼ねて散歩を楽しみながら、星光橋のライトアップ観賞で1日を素敵に締めくくりましょう!
        続きを読みます
        ページの先頭に戻る
        小客帶路