新北トラベルネット

「神秘海岸」は水尾漁港に潜む人気沸騰のスポット。漁港のそばの木造階段を上ると、見渡す限りの大海原と海蝕地形が最初に出迎えてくれます。そこから一線天と呼ばれる洞窟を抜けると、景色の開けた秘境に到着。そこには水尾漁港とは全く違う世界が広がり、海水が様々な奇岩を打ち付け、海の迫力を間近で感じることができます。後ろを振り返る、先ほど通ってきた洞窟が巨大な岩壁であったことに気付かされ、何層にも積み重なる大自然が生み出した造形美に驚嘆させられます。さらに先に進むと、2つの燭台を思わせる「燭台双嶼」が出現し、獅頭山から見下ろした場合とは違う趣が楽しめます。満潮時には海蝕洞に入れなくなるため、予め潮の干満時間を確認してから訪れてください。

海岸にやや突き出し、三面は海に向かい、一面は山に囲まれた石門洞。強い北東モンスーンと一年中多雨の気候で、石門洞の海食アーチ門の特殊地形が形成されたことから、石門区という名前が付けられ、北台湾の海岸線で著しい特徴であるランドマークともなりました。海食アーチ門の前には大きな貝殻砂浜と藻礁が広がり、そこが大人も子供も好きな遊び場で、笑い声が溢れた場所です。海岸線沿いの歩道を前へ進み、展望台と東屋まで行くと、涼しい潮風に吹かれ、きれいな海と空が一望できます。

北海岸の富貴角園区内にひっそりとたたずみ、SNSで話題の大人気スポット「老梅迷宮」は、一面レンガの壁でカーブが形成された複雑な歩道です。このユニークで面白い設計が、多くの観光客を惹きつけています。迷宮自体はそれほど大きくないものの、芝生の上に広がる、神秘的な色のトーテムを俯瞰することができます。小型宇宙人の遺跡を彷彿とさせる、撮影するも良し、遊ぶも良しで、北海岸で撮影必須のホット「いいね！」スポットとなっています。迷宮の全景を撮影したいなら、斜面を登ることで、迷宮が不規則に交差する壮観な画面を目にすることができます。

西は砂浜、東は侵食海岸になる麟山鼻。麟山鼻の西側はサンゴ礁海岸です。サンゴ礁は、造礁サンゴとその他の生物の遺骸で形成されたところ。麟山鼻は海岸の観海棧道があり、広くて緩やかで、しかも詩情に富む長い棧道です。この棧道は長さ1200ｍ、砂浜と海岸樹林の上に構築されています。棧道の内陸に向かう側は、海岸防風林のモクマオウとオオハマボウが茂っています。海岸の棧道を歩いたり、立ち止まったり、海を眺め、水遊びや夜景を見てもよし、とても居心地よくさせてくれる、閑静な海の楽園です。家族連れの散策や、撮影好きの人の夕日撮影にも最適のスポットです。

北海岸で最も美しいキャットウォークで海に抱かれる

白い帆船型の橋を歩いて、川に映えるオレンジ色の光と夕日を満喫