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新北トラベルネット

新店渓の両岸でトレッキング 「碧潭の景色は天の如く」

アンカーポイント
2974
新店
タイプ:
MRTで新北を周遊、登山 ハイキング、屋外で自然に親しむ、秘境コース
旅行日:
一日ツアー
適合對象:
公衆、親子、サイクリスト、カップル

推薦路線

Day

      紹介

      アンカーポイント
      「新店碧潭風景区」は日本統治時代からよく知られた景勝地でした。1927年に「台湾日日新報」が主催した「台湾八景」を選ぶ読者投票は、台湾史上、最も盛り上がった読者投票でしたが、最終的には「八景十二勝二別格」が選出され、新店碧潭もランクイン。台湾北部景勝地の先達というところです。近年台湾では登山ブームが起きており、左に和美山、右に獅頭山を擁する碧潭は、都会に暮らす市民が山林に親しめるオアシスとなっています。
      和美山眺望碧潭

      MRT松山新店線で新店駅に降り立つ。「獅頭山登山道」はMRT駅東側にある能仁高級家事商業職業学校の門のわきから伸びています。山の形が、碧潭の傍で伏せる子獅子のようだとして、小獅山という別名で呼ばれることもあります。登山道は四方八方に通じ、「新北微笑山線」の一部を成しています。区域全体で三峰、十一の東屋があり、「能仁展望台」へも通じ、台北南区の交通の大動脈である国道三号も目の前。多くの写真愛好家がライトトレイルの撮影に訪れる場所でもあります。
      獅頭山

      碧潭吊橋は新店溪の左岸と右岸をつなぎ、獅頭山と和美山もつないでいます。1937年に開通した碧潭吊橋は、新店を代表する観光橋で、新店区のロゴも碧潭吊橋をイメージしています。高さ30m、長さ200mのこの橋は人気のデートスポットで、恋人たちの悲喜こもごもを見つめてきました。現在の碧潭には碧潭吊橋、碧潭橋、北二高碧潭橋の三つの橋がかかり、三世代同居の微笑ましい景観を形成しています。
      碧潭吊橋

      碧潭吊橋を渡ると、左側から和美山に入ります。碧潭に面した山の斜面は奇岩が屹立し、中国の絶景「赤壁」に似ているとして「小赤壁」と称されます。標高わずか153mの和美山はお年寄りから子どもまで気軽に登山が楽しめます。藍色水岸線と緑色親山線の二つのルートがあり、山頂からは東側に獅頭山、南港山、台北101が望めます。
      小赤壁
      和美山

      每年4月から5月にかけて、和美山の夜は仄かな光の舞で彩られます。自然環境がよく守られている和美山は、近年ホタルの生息地として広く知られるようになり、「台湾自然科技学会」が每年ホタルの生態ツアーを開催しています。和美山でホタルが舞い踊る神秘的な光景を観察しましょう。ホタル観察の際には「捕まえない、邪魔をしない、照らさない、脇道に逸れない」の四つの「不」を必ずお守りください。川のように流れるホタルの光を静かに鑑賞しましょう。
      和美山螢火蟲

      「和美山遊歩道」の南側にある「新店渡渡口(渡し場)」は碧潭に最後に残った渡し船の乗降口です。碧潭吊橋の開通前、新店溪の両岸は渡し船により結ばれていました。全盛期には九ヶ所の渡し場がありましたが、陸上交通が整備されるに従い、渡し船はその役割を終えて行きました。現在では湾潭から新店街までの一ヶ所だけが残り、今でも人力により運航されています。和美山の旅の終わりには、のんびり川面を進む渡し船に。往時に思いを馳せながら、水面
      新店渡口

      和美山と獅頭山に登り、陸路と水路で碧潭を横断したら、自分にご褒美をあげる時間の到来です。伝統のB級グルメが並ぶ新店老街(旧市街)、エキゾチックな各国料理がひしめく碧潭商圈は人気の食の都です。お腹が満たされたら河岸を散策し、川面に映るカラフルな光の渦を眺め、ロマンチックな夜景を心ゆくまでご堪能ください。
      夜晚色彩絢麗的燈光倒映在湖面上
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      桐花写真撮影付き土城樹林日帰りツアー
      春夏が入れ替わる途中の5月では、新北土城一帯の丘陵地にまるで白い雪のような桐の花を咲かせます。緑に覆われた山が雪化粧をすると、香り漂う桐の花びらが風に吹かれながらひらひら舞い落ちる姿はまるで雪が降っているようで詩や絵の世界を連想させます。油桐は日本統治時代に中国南部から導入され、台湾中北部の低海抜の山で広く見られます。かつては客家人の重要な経済作物であり、早くからペンキや家具の重要な原料として利用されていました。新北市客家桐花祭は每年4、5月に開催され、山林ウォーキングや雪のような桐花鑑賞、そして、100年の歴史を誇る周辺の秘境駅巡りを楽しむことができます。樹林の百年駅効率を追い求める時代、人は出来る限りA地点からB地点までの時間を短縮し、目的地までの早さを重視するあまり、途中の景色は無視されてしまいがちです。休日は、通期中に車内放送で聞いたものの、降りた事がない駅をゆっくりと散策してみましょう。樹林と鶯歌の間に位置する山佳駅は1903年に開業し、既に120年の歳月が経過しています。当初は「山仔脚停車場」と呼ばれ、石炭の運送という重要な役目を担っていました。駅周辺には当時の炭鉱遺跡(大豊石炭1号鉱山、2号鉱山)があり、樹林地区の石炭採掘の歴史を垣間見ることができます。新北市の市定古蹟である二代目山佳駅は、和洋折衷型のレンガ造りで、に保温統治時代に見られた優雅な外観を保っています。三代目の山佳新駅と隣接していますので、新旧が揃っています。山佳駅は台湾鉄道の七堵から新竹までの区間において唯一日本統治時代に建てられた駅であり、鉄道ファンなら見逃せないスポットです。駅構内の展示スペースには廃材で復活したミニチュア版山佳駅や光復当時の台湾鉄道の時刻表、日本統治時代の鉄道旅行のパンフレットなどが展示され、ノスタルジックな雰囲気が漂っています。駅周辺の山佳街を散歩すると、沿道の壁には農地の牛車、伝統的な理髪店など当時の台湾の光景のほか、恐竜やタイワンツキノワグマなどの3Dアートなど現地の文化と融合したカラフルな絵が見られます。ここは山佳の地元住民が鉄道周辺の空地の活用のために建設した鉄道地景公園です。2017年には35H1304型ブラックホッパー車両や及DL1044型貨車移動機が展示されるようになり、山佳の歴史的な姿を保っています。土城山区アブラギリ鑑賞大漢渓を越えて南岸の土城区を訪れると、最も標高の高い天上山の麓にはアブラギリの花が咲き誇っています。山が雪のような白で覆われ、遠くから訪れた人の心に残る新北のアブラギリ鑑賞スポットの一つです。山の中にある桐花公園は毎年開催される新北桐花祭りのメイン会場です。自動車の場合、桐花公園第1駐車場、第2駐車場から公園に入って花見を楽しむか、承天禅寺歩道か桐花公園まで歩きながら写真撮影もできます。🚌公共交通機関を利用する場合:MRT永寧駅から藍(青)43番南天母行きまたは藍(青)44番のバスを乗車して「登山口」で下車すると、桐花公園の 牌楼 ( はいろう ) (鳥居に類似した建物)が見え、登山道へ入ることができます。承天禅寺歩道は朝山歩道、南天母歩道、廣欽老和尚歩道とも呼ばれています。廣欽和尚に建てられた承天禅寺は、寺院までの歩道の原石は1960年代に敷き詰められています。遊歩道沿いには仏菩薩の名前が刻まれた40以上の石碑や石柱が見られ、遊歩道の両側は緑が豊かで木々が生い茂げ、素朴で荘厳、静かな雰囲気に包まれています。道中では時折、山に向かって巡礼する人の姿が見えます。承天禅寺歩道の道中にはアブラギリの木が点在し、静かで厳かな承天禅寺へと続いています。ここではアブラギリの花を鑑賞できる高台があり、台北盆地と観音山の美しい風景を一望できます。承天禅寺と桐花公園の間のコースは全長600メートルのホタル観賞歩道は、美しい模様が描かれた石造りの遊歩道です。遊歩道を歩いていると蝶がひらひらと舞い、音を立てて流れる水と鳥の鳴き声が、自然の交響曲を奏でます。近年は生態系の復元が成功し、夜になるとホタルが夜空の星のように輝きを放ちます。桐花公園は毎年開催される新北桐花祭りのメイン会場です。公園内には100株近くのアブラギリが植えられ、毎年4月、5月に満開を迎えると、公園全体の地面、階段、植物の葉、木製の床などが全てアブラギリの花に覆われる、新北の花見の聖地です。桐花公園内には屋外ステージや観客席、休憩所、土城市街地を一望できる展望台、数か所の東屋に加え、太さが20センチにも満たないロープを渡って密林を越える、スリリングな三角吊橋があります。公園の遊歩道で雪景色のようなアブラキリの花を鑑賞したり、アブラキリの花が木から舞い落ちる姿を眺めたり、散った花を集めて伝えたい言葉やハートマークを作ったり、アブラキリの花を手に自撮りしたりなど、都会の喧騒をしばし忘れて、初夏の山林風景を散策を楽しむことができます。
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      冬と春の癒しの旅 金山花見温泉旅行
      じめじめとして寒い冬に布団にこもっていたいとか、夢の中でもぶるぶる震えることがありませんか?連日の低温が続くとどうしても「温泉に入りたい!」と思ってしまうものです。そう思っても実行に移さなければ意味がありません。体を奮い起こして外に出て、北海岸の温泉に行きましょう!湯気が舞う温泉に浸かっていると全身を温め、血管が拡張して体内の血液循環を促進し、体内の湿気や寒気を取り除きます。北海岸の金山には豊富な資源と美しい岬があります。まずは獅頭山歩道を金山岬の高台まで行き、広い海の景色と燭台双嶼の景色を楽しんだ後は、壮大で神秘的な海岸から中山温泉公園に戻り、黄金の湯で足の疲れを癒してから金包里老街で海鮮と地元のグルメを堪能できます。金山温泉に浸かる前に、金山の山と海の美しい景色を先に楽しんでおきましょう。新しく建設された金山立体駐車場に車を停めたら、温かい服装で獅頭山歩道を陸と海との境界まで進みます。歩道は平坦で歩きやすく、駐車場から展望台までわずか35分です。獅頭山歩道はかつて軍事管制エリアであり、一般の人々が足を運ぶことが難しかったため、海岸線は生態系をそのまま保ち、沿岸に樹が生い茂っているため海風の影響を受けにくいです。また、使われなくなった兵舎や見張り小屋が散見しています。中正亭へ進むと三面が海に囲まれて視野が広がり、東側には野柳岬、基隆嶼、西側には磺港の山と海の景色が見えます。前方には海の真ん中に燭台双嶼が堂々とそびえ立っています。2本の連なった巨大な海食柱で構成されているため、外形は一対の燭台のように見えます。風や荒波でも海面にそびえ立っている独特な風景も金山区公所(役所)のランドマークとなっています。燭台双嶼と金山岬の先端はプレート運動と海水、海風による絶え間ない浸食により、現在のような小島となりました。中正亭のそばには円形のモニュメントがあり、燭台双嶼でSNSをアップするなら最適なスポットです。中正亭から歩道を下ると海抜が徐々に低くなり、果てしない大海と海食地形が目の前に現れます。ここは「神秘の海岸」と呼ばれる金山岬東岸であり、百メートルにもおよぶごつごつした岩に波が打ち寄せ、海のうねりを間近に感じることができます。👉神秘の海岸は潮の満ち引きの影響を受けやすいため、風や波が強い場合は安全のため獅頭山歩道の来た道を戻ることをおすすめします。山と海の景色を十分満喫したら、温泉に浸かりましょう。 神秘の海岸沿いから水尾漁港を経由して中山温泉公園に到着します。金山老街に隣接するこの温泉公園は4年かけて全面的に改修工事し、その斬新な風貌に思わず顔を合わせてしまいます。足湯、景観水路、景観プール、ガジュマル広場などの施設があり、新北市の山海線沿いの新たな人気スポットになっています。金山は台湾本島最北端の温泉地であり、大屯山系列の地熱地帯に含まれています。日本統治時代から近くで有名な温泉地だった中山温泉公園の温泉には鉄分が豊富に含まれ、空気に触れるだけで金褐色に変わり、それゆえ「黄金の足湯」と呼ばれています。中山温泉公園には2か所足湯があり、湯温はそれぞれ35-38度、40-42度なので自分の体調に合わせて足湯を選択しながら、黄金の湯で足の疲れを癒すことができます。👉足湯の開放時間は毎日午後5時迄です。隣の水洗い場で足を洗ってから足湯に浸かってください。中山温泉公園の景観水路両側にはカンヒザクラの木が植えられていて、每年1~3月の春節前後の時期になると桜が温泉公園内に咲き誇り、色はシックな冬色から春の彩りを添えてくれます。温泉公園では足湯を満喫しながら満開の桜を楽しむことができます。もちろん足湯だけでは物足りないち違いありません。金山区には多くの公衆浴場、温泉浴場、温泉旅館などがありお好みに応じて選択できます。金山温泉の特徴は海に面する独特な地理的位置にあります。そのため、海の砂湯、炭酸泉、硫黄泉、含鉄泉の4種類の温泉の中から最適な温泉を選択できます。温泉は冬の寒さを取り、骨や筋肉に力を与え、心も体も洗われます。温泉に浸かった後は、金山老街でグルメを堪能することをおすすめします。旧名が金包里老街の金山老街は300年の歴史を誇る北海岸最大規模の老街であり、ローカルな雰囲気を今なお残しています。老街では各地でサツマイモやタロイモなど金山産農産物を販売する屋台が並んでいます。老街内のレストランもカニのお粥、芋圓、大学イモなど地元の特産品を使用しています。具がたっぷりの海鮮粥や甘い地瓜圓で胃も心も温まります。
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      小客帶路