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新北トラベルネット

象鼻岩復活、深澳再発見

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661
タイプ:
登山 ハイキング、鉄道の旅、屋外で自然に親しむ、秘境コース
旅行日:
一日ツアー
適合對象:
公衆、親子、バックパッカーズ、カップル

推薦路線

Day

      紹介

      アンカーポイント
      2023年12月、嵐の午後、深澳の人気景観スポットである象鼻岩が轟音立てながら崩壊。象鼻岩を見に訪れたことある多くの観光客が残念がり、象鼻岩との記念写真がSNSで次々と公開されました。中には『象鼻岩を復元する』活動をする人も現れ、象鼻岩を惜しむ人が多いことが伺えます。

      元々、象鼻岩は海の浸食でできたアーチであり、海風と波が数万年かけて浸食した後誕生しました。これは、浸食によって現れる不思議な光景は時間経過とともに海に戻っていきます。但し、それと同時に想像力豊かな人々が現れ、崩れた象鼻岩も「カピバラさん」によく似ていることを発見したり、「ヴォルデモート」、「饅頭」に似ていると言う人もいました。さあ、深澳で崩れた象鼻岩が何に似ているか確かめてみませんか?基隆山を起点に、まず南子吝歩道東入口からハイキングして高所から北東に見える岬と湾を眺め、西側の深澳でカピバラを鑑賞して海鮮を堪能し、深澳鉄道サイクリングロードで山と海の景色を味わい尽くすのがおすすめです。
      水豚岩

      基隆山東側の南子吝步道は全長が僅か990メートルのコース前半が木造、中盤・後半は石造りで、全体的に平坦で歩きやすい遊歩道です。南雅漁港後方の登山口から登るとわずか50分で海抜200メートルの展望台に到着し、北東のカーブを描いた湾と後方の緑が生い茂った山々を鑑賞できます。
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      山頂展望台中央に設置されている八芒星のランドマークは南子吝山周辺の人気観光スポットの方角を指しています。東では鼻頭角と南雅漁村、西では北東のランドマークである基隆山と陰陽海が見え、山と海の美しさが心を癒してくれます。
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      濱海公路(台2線)を西へ進むと、基隆山通過後10分もかからずイカで有名な深澳漁港に到着します。深澳漁港は深澳岬の東側に位置する瑞芳最大の港であり、台湾で最も釣り船が停泊している港でもあります。捕獲漁業の発展により多くの人気海鮮レストランが登場。深澳では新鮮な海鮮を味わえますので登山後の最大の楽しみになります。
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      深澳漁港

      海鮮料理を満喫した後は、深澳漁港第3駐車場そばの歩道から象鼻岩景観公園へ進みましょう。緑石槽(緑色の藻に覆われた細長い岩)とキノコ岩を通りながら象鼻岩まで歩き、湾の反対側に振向くと優雅で美しい基隆山が見えます。
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      水豚岩遠眺基隆山

      小さな耳と素朴な表情の顔をよく見てみましょう。ゾウの鼻を失った浸食アーチは、可愛らしいカピバラさんとよく似ていますね。よく見るとカピバラさんは目を細めているように見えますね。象鼻岩の原形は深澳岬の頂上にあり、遠くの基隆嶼がはっきり見えます。新北市観光旅遊網 では特殊な自然地形は専門的な命名プロセスがなく、多くは一般人の間で広まった呼び名がそのまま定着します。鑑賞ポイントは人それぞれであり、崩れた象鼻岩に対するイメージは皆様の御想像にお任せします。
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      水豚岩遠眺基隆嶼

      心を癒してくれるカピバラさんを鑑賞した後、すぐに深澳漁港を離れてしまうのはもったいないです。港南側の堤防にある海天歩道は深澳に来たら必ず訪れたい景観遊歩道です。遊歩道をぶらぶら歩きながら、九份の街並み鑑賞やイカの彫刻との記念撮影をしたり、時々港に入ってくる漁船を眺めたりしていると、漁港ならではの暮らしの雰囲気が感じられます
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      かつて台湾には綿密な軽便鉄道ネットワークが各町村部まで伸び、石炭採掘、製糖、林業など産業で利用され、人々の輸送の役割を果たしていましたが、時代の変遷と共に軽便鉄道の大半は道路にその役目を譲っています。深澳鉄道は現存する数少ない軽便鉄道であり、石炭輸送の役目を終えた後はレールバイクへと姿を変えています。かつての線路にはフグの形をした可愛らしいレールバイクが海沿いを走ります。

      深澳鐵道自行車Rail bike
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      海岸線に隣接する深澳レールバイクは沿線のトンネルの中が美しいイルミネーションがあしらわれています。附近の民家も海をテーマにした絵が描かれています。騎乗中、台湾で唯一海底で石炭を採掘していた建基炭鉱跡が見えます。ここは1950年代半ばに建設された炭鉱であり、海面下500メートルで石炭を採掘し、台湾の経済成長の原動力となりました。かつては深澳で最も栄華を誇った産業でした。
      深澳鐵道自行車Rail bike
      建基煤礦

      全長1.3キロの深澳レールバイクの終点、八斗子駅は台鉄深澳支線の終点駅でもあり、台東の多良駅と並んで台湾で最も美しい沿岸駅の一つです。もう一つの特徴として、八斗子駅は台湾で唯一の2つの県市の境界に位置しています。プラットフォーム中央は青い海が見える他、新北と基隆の両方に挟まれています。
      深澳鐵道自行車Rail bike
      八斗子火車站
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      双北ワールドマスターズゲーム開催 貢寮は低炭素ツーリズムに貢献
      SPORTS beyond AGE|LIFE without LIMITSワールドマスターズゲームは2025年に新北市と台北市が共催。100か国以上選手が双北に集い、このスポーツの祭典にエントリーします。ワールドマスターズゲームズ2025台北&新北市大会は新北市と台北市が主催し、桃園市、新竹県、新竹市、宜蘭県が協賛。35種目以上の競技で30歳以上のアスリートが世界一を争いながら、同じ夢を見る仲間との絆を深めます。新北市貢寮区は2025ワールドマスターズゲームズのウィンドサーフィンとライフセービング両種目の会場です。台鉄で貢寮区の福隆駅へ到着後、自転車で旧草嶺環状サイクリングロードに挑戦します。「丟丟銅仔(台湾の民謡)」のメロディーを聴きながら旧草嶺トンネル、海岸のサイクリングロードを走りながら台湾本島の最東端へ進み、最後福隆海水浴場に到着します。地元のホテルでは温泉とグルメをお楽しみいただけます。福隆駅を一歩外に出ると福隆弁当の食欲をそそる匂いがします。福隆弁当は池上弁当と並んで台鉄で最も有名な駅弁です。薄切り豚肉、煮込み豚肉、ソーセージ、キャベツ、ロールキャベツ、煮込み卵、煮込み豆干、鶏肉巻き、ザーサイなどの具を入れた伝統の味は70年間受け継がれてきました。ホームで福隆弁当が売られることがなくなりましたが、駅前には数軒の弁当屋が並び、中に入ればすぐ福隆弁当を堪能することができます。エネルギー補給を済ませたらチャレンジスタートです。自転車や電動アシスト自転車をレンタルして福隆駅を出発し、旧草嶺サイクリングロードへ入ります。サイクリングロードは全長約20キロメートル、自転車なら往復2時間です。舊草嶺トンネルから雪山山脈を越え、山と海に囲まれたサイクリングロードを走りながら、台湾本島最東端の三貂角灯台と極東公園で記念撮影をした後、目的地であるワールドマスターズゲームズ会場の福隆海水浴場に到着します。👉旧草嶺環状サイクリングロードは全長20キロメートルですので、自分の体力を考慮してください。体力に自信のない方は電動アシスト自転車をレンタルできます。夏のサイクリングでは必ず日射病対策を行い、十分な水分を補給してください。「火車行到伊都,阿末伊都丟,唉唷磅空內...(汽車は走るよ、トンネルに入れば...)」、この口ずさみやすい台湾民謡の歌詞の中に「磅空」という言葉が使われていますが、これは目の前の旧草嶺トンネルを指しています。1924年に開通した旧草嶺トンネルは、全長2167メートルで雪山山脈を抜けるため、新北から宜蘭までの移動時間を大幅に短縮するため、台鉄宜蘭線で最も重要な工事でした。トンネルの南北入口には力強い毛筆体で新北端側に「制天險」、宜蘭側に「白雲飛處」と刻まれています。これは当時のトンネル工事の辛さを記念するためのものです。旧草嶺トンネルは台鉄の複線化、電気化によって役目を終えましたが、2008年以降はサイクリングロードとして再び注目を集めるようになりました。サイクリングロードの路面はかつての線路を模しています。線路のイメージを描き、照明には石油ランプのシェードを使用することで、在りし日のトンネルを再現しています。ライダーは「丟丟銅仔」の民謡を聴きながら旧草嶺トンネルを抜ける時、ノスタルジックで子供の頃を思い出させます。トンネルの途中にある半円の光の輪は新北市と宜蘭県の境界線を表し、トンネルで最も人気のある写真撮影スポットです。トンネルの地面が徐々に明るくなっていくと、果てしなき太平洋が徐々に姿を現します。海岸沿いの一枚岩の山々に波が打ち寄せ、激しい波と海に浮かぶ亀山島が美しい風景を描きます。山と海に囲まれたサイクリングロード沿いを進むと風が台湾島の最東端へ導きます。数百メートル続く莱莱地質公園は、北東の海岸で最も広い海食地形で、「悪魔の洗濯板」とも呼ばれています。海食地形には台湾最大の火龍岩や海食溝などさまざまな海岸地形が分布しています。莱莱海岸は太平洋の暖流「黒潮」が通過するため、豊かな海の生態を育み、莱莱地質公園を磯釣りの聖地たらしめています。広い潮間帯は良好な生態観察スポットです。莱莱地質公園北端に位置する四角窟展望台は、透かし彫りの二重のハート型した外観が特徴であり、高所から莱莱地質公園と亀山島を一望できます。四脚窟も旧草嶺環状サイクリングロードの中継地点であり、展望台から見える太平洋に面した草原は地元で最高のビューポイントです。朝焼けが最初に照らす三貂角は、名前がスペイン語のサンティアゴ(Santiago)に位置する台湾本島の最東端です。雪山山脈はここから濁水渓まで伸びています。1935年、山の上にそびえ立つ三貂角灯台は往来する船の安全を守り、麓の極東公園には英語で白く「EASTPARK」、中国語で赤く「極東公園」と書かれていて、東経122度の台湾最東端であることを示しています。雪山山脈への起点を振り返ると、まるで巨大なゴリラが太平洋を一望しているように見えます。三貂角北部に位置する馬崗漁港は台湾最東端の漁村であり、漁師の多くは亀山島と三貂湾の漁場で作業します。主に鯛、鰹、ヤリイカ、アオリイカ、ロブスターなどが漁獲されます。ここで海を眺めながら海鮮麺を食べたり、コーヒーを飲んだり、村の猫と遊んだりして一休みすることができます。20キロにおよぶ壮大な山と海の景色を満喫した後、柔らかい砂浜に覆われた福隆海水浴場に戻ります。優雅なアーチ状のビーチゆえに福隆はゴールドコーストとも呼ばれています。双渓河が海へ流れ、内水と外海の二重の景色を形成しています。独得な地形を誇る福隆海水浴場ではヨット、シーカヤック、サーフィン、ウィンドサーフィンなど各種マリンスポーツを楽しむことができます。福隆は日本統治時代から有名な海水浴場であり、多くの世代がここで青春の思い出を残しています。来たる2025ワールドマスターズゲームズでは、福隆はウィンドサーフィンとライフセービング両種目の会場です。海水浴場すぐそばに福隆大飯店がある福隆は、客室から会場を眺めることができる優れた地理的メリットを誇り、同ホテルは贅沢な料理と温泉を提供しています。低炭素ツーリズム振興として、公共交通機関でお越しの方にはエコ割引が適用されます。共に列車で福隆に訪れ、自転車で北海岸を満喫し、北台湾のスポーツイベントを盛り上げていきましょう。「スポーツと人生に境界なし」、,2025ワールドマスターズゲームズでは、ぜひ福隆にいらしてください。👉2025ワールドマスターズゲームズは2月17日エントリー開始。共に盛り上げていきましょう。
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