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雙渓の夏は蓮の花の季節 花見、水遊び、老街散策

アンカーポイント
143
タイプ:
ご高齢の方、親子コース、屋外で自然に親しむ、レトロな老街の旅、秘境コース
旅行日:
一日ツアー
適合對象:
公衆、親子、高齢者

推薦路線

Day

      紹介

      アンカーポイント
      まだ日が照っていない夏の朝に雙渓荷花園を訪れると、濃い蓮の葉の間からピンクの花が顔を出しています。楽しそうに遊ぶ子供たちと池のあぜ道で肩を並べて、花を楽しむためのベストスポットを探したり、葉の端から滑り落ちる水滴に目を凝らし、ハスにかけるために手で水をすくったりして、夏の暑さを和らげましょう。ベストな角度でカメラに収めた後は、庭園の入り口でファーマーズ・マーケットも開催されています。蓮の季節のDIYがあり、大変な賑わいを見せています。
      その後は軟橋段親水公園で水遊びや散歩をして、お腹が空いたら近くの雙渓老街で腹ごしらえ。旧市街を散策して、歳月の静けさを感じ、満腹になった後は連舉人や莊貢生の旧宅の中国式建築を見学します。古風で魅力的な文字や彫刻の中で当時の文化と社会の希望を垣間見ることができます。
      6月の開花状況は約30%で、ハスの多くはまだつぼみです。花の季節は8月まで続きます。
      ▲ 6月の開花状況は約30%で、ハスの多くはまだつぼみです。花の季節は8月まで続きます。


      新北市最大規模のハス畑で夏限定の絶景を楽しむ
      雙柑道路を走ると両側に花畑が広がっています。新北市で最大規模のハス畑は雙渓に位置しています。雙渓の蓮花園では環境にやさしい耕作が十数年続いており、規模は7.5ヘクタールに達しています。ハス畑を代表するハスとスイレンのほかに、園内には大賀蓮、牡丹蓮、香水蓮、覇王蓮、百葉蓮など多様な品種が植えられています。季節限定の美しさは6月に始まり、8月まで咲き続けます。
      シルクスクリーンでコインケースDIYは、絹板の上に染料を塗り、ヘラを使って染料を上から下まで均一に塗り広げます。
      ▲シルクスクリーンでコインケースDIYは、絹板の上に染料を塗り、ヘラを使って染料を上から下まで均一に塗り広げます。


      「雙渓ハスの花シーズン」は6月中旬に正式に始まり、ハスは池のあちこちに蕾をつけ、夏の満開が待ち遠しくなります。園内では、花の季節に合わせた手作りDIYイベントを用意しており、宮廷風小さな蓮のお菓子作りからシルクスクリーンでコインケースDIY体験、蓮の花の形をした盆栽の創作まで、保護者と子供が一緒に参加できます。手作り作品を持ってファーマーズ・マーケットを歩くと、豆花デザートや蜂蜜ドリンクが暑さを和らげてくれます。露店には地元農家が自家栽培した有機野菜や果物、卵、漬物が並んでいます。おしゃべりやにぎやかな喧騒のなかで、のんびりと暮らす雙渓の人々の優しさや親切さを感じることができます。
      軟橋段親水公園への入り口は道路脇に隠れているので、車を停めて歩いて行くのがおすすめ。
      ▲ 軟橋段親水公園への入り口は道路脇に隠れているので、車を停めて歩いて行くのがおすすめ。

      暑気払いに最適 透き通った水遊びの穴場
      軟橋段親水公園は生態工法で建設されており、入口は基福道路の平林区間のわきにあります。石段を下りていくと、目の前が開け、新緑の芝生が目に入ります。芝生の端には水に入るための階段が設けられています。平林渓では禁漁が成功し、今では水質が良く川底が見え、魚の群れも泳いでいます。ここでは、セイタカクチマガリやタイワンハナマガリが広く生息し、家族での水遊びやピクニックに最適な場所です。
      水遊び時にはケミカル日焼け止めクリームが水域環境に影響を与え、生態蓄積を引き起こし、更には水中の生物内分泌システムに影響を与える可能性があることに注意する必要があります。日焼け止めクリームが欠かせない暑い夏に自然の水域に接触する際は、海に優しい日焼け止めクリームを選ぶ、または直接太陽の光を楽しみましょう!
      芝生の先には石段があり、渓流は浅く、多くの魚が泳いでいます。
      ▲ 芝生の先には石段があり、渓流は浅く、多くの魚が泳いでいます。

      のどかな雙渓老街を散歩 旧跡を探索し、グルメを味わう
      水遊びをしてお腹が空いたら近くの雙渓老街で腹ごしらえ。にぎやかな深坑老街や平渓とは異なり、雙渓老街の雰囲気は旧市街区に静かな生活感をプラスしています。のんびり歩いていると、角のところに赤レンガで作られた100年の歴史ある鍛冶屋や「林益和藥房」の看板を掲げた2階建ての洋館造りの漢方薬店を発見するでしょう。建物の外観は時が止まっているように見えますが、中に入ってみると、すべてが今も着実に動いていることがわかります。
      100年の歴史ある鍛冶屋は台湾が農業社会から歩んできた歴史を目撃しました。
      ▲100年の歴史ある鍛冶屋は台湾が農業社会から歩んできた歴史を目撃しました。


      雙渓公有市場はいたるところで隠れたグルメに出会える賑やかな場所です。モチモチとした草の香り豊かな皮に千切り大根の餡が入った草餅や、何十種類ものトッピングから選べる伝統的な雪花氷など、派手さはなくても地に足の着いた魅力が地元住民や観光客をひきつけます。一度ここを訪れると何度も足を運びたくなる場所です。
      長安老街の端には雙渓渡し船の船着場があり、ここは平林渓と牡丹渓の合流地点でもあります。
      ▲ 長安老街の端には雙渓渡し船の船着場があり、ここは平林渓と牡丹渓の合流地点でもあります。


      長安老街の端には雙渓渡し船の旧跡があります。ここは、清の時代に淡蘭古道の交通の要所として雙渓の繁栄を築きました。 最盛期の長安街は商店が多く、米屋、布屋、旅館、漢方薬局などが軒を連ねていました。
      「連挙人古厝」の左右の扉には「出忠」と「入孝」の文字が刻まれています。
      ▲ 「連挙人古厝」の左右の扉には「出忠」と「入孝」の文字が刻まれています。


      古民家巡礼 100年の古民家から雙渓の過去を探索

      渡し船の乗り場付近には、100年前の古い邸宅「連挙人古厝」があり、正面玄関には大きな「文魁」の額が掲げられています。——昔、功名を挙げて先祖の功績に感謝しに行くと、その土地の役人から感謝の印として額が贈られました。ですから掲げられた額からその家の科挙での地位がわかりました。清同治5年(1866年)連元喬の子孫である連日春が福州で郷試を受け、雙渓区初の高級挙人となりました。そのため彼の邸宅は尊敬を込めて「挙人厝」と称されました。この「文魁」の額は、福建の巡撫(長官)であった丁日昌から1876年に贈られたものです。
      「莊貢生古厝」の壁面からは、先人たちの祝福と期待を反映した多くの象徴的な石彫を見ることができます。
      ▲ 「莊貢生古厝」の壁面からは、先人たちの祝福と期待を反映した多くの象徴的な石彫を見ることができます。


      明治34年(1901年)、清朝科挙の貢生に合格し、福建漳州府に赴いた莊廷燦は、帰郷後、英才育成のため挙人の連日春と共に私塾「梅竹園」を創設しました。地元の人々は莊廷燦の生家を「莊貢生古厝」と称しました。莊貢生の旧宅は山を背にして水に面し、福建式建築の三合院形式で、左右に円形の石窓が設置されています。また、窓格子には竹の節が彫られ、コウモリに囲まれたデザインは幸福と高尚な人格を表しています。
      「莊貢生古厝」の石窓の窓格子には竹の節が彫られ、コウモリに囲まれたデザインは幸福と高尚な人格を表しています。
      ▲ 「莊貢生古厝」の石窓の窓格子には竹の節が彫られ、コウモリに囲まれたデザインは幸福と高尚な人格を表しています。


      これらの百年前の家屋は、元の石組みのまま保存されており、全体的に保存状態がよく、歳月が流れた後でもなお彫刻の繊細さを見ることができます。子孫の説明を通じて、人は過去の雙渓で繁栄した文化を垣間見ることができます。時代の流れのなかで残された老街や古い邸宅の物語は訪問者の探索を待っています。
      day01
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        金山で老街(旧市街)旅
        大屯山系東北の麓に位置する金山は、三面を火山地形に囲まれています。磺溪、金包里溪などの河川が侵食した火山平原には肥沃な土壌が広がり、金山は農業に適した土地柄です。そのため古くから北海岸の交通の要衝で、かつては金包里大道(魚路古道)が、現在は陽金公路が、北海岸と台北地区とをつなぐ最も重要なルートとなっています。こうして金山は発展し繁栄してきたのです!金山老街は別名、金包里老街。この200m余りの街道は、清代から北海岸で最も繁華な商業の中心で、近隣の石門、万里の住民もここで商いを営み、買い物に訪れていました。老街には巨無霸サツマイモ団子とタロイモ団子、伝統菓子のタロイモ餅、あま〜い大学イモ、フルーツ・アイスクリームなど金山の特産品を使った料理が並びます。広安宮のアヒル肉レストランも人気で、客が自分で料理を運ぶ文化は金山老街ならではの光景です。まだ食べ足りないですか?手作り麻荖(麦芽糖とゴマの揚げ菓子)、エッグロール、サツマイモチップスなどをお土産に。自宅でも金山の味を楽しみましょう。中山路そばの金山第一公有市場は日本統治時代に開設されました。収穫期には、金山特産の跳石タロイモ、マコモダケ、紅サツマイモ、赤殼箭タケノコなども販売されます。金山の土地は海に面した火山土壌。そのため、ここで栽培される跳石タロイモは実が詰まりモチモチで、サツマイモの品種「台農66号」はフワフワでなめらかな食感です。どちらもそのおいしさは、台湾中に知れ渡っています!往時、市と老街は廟の近隣に発展しました。金山老街も御多分に漏れず、金山地区の信仰の中心である慈護宮の門前にあります。慈護宮は、地元で「大廟」と呼ばれ、金面媽祖を祀っています。清代嘉慶年間、引き潮の際、地元の漁師が野柳海蝕洞で発見した媽祖像をお祀りするため、慈護宮が建立されました。開基大媽のために廟は媽祖神像を作りましたが、その背中に空間を作り、そこに大媽を納め、二媽としました。こうして台湾で唯一の「媽中有媽(媽祖の中に媽祖がある)」となったのです。每年廟が執り行う媽祖の巡行では、漁師が媽祖像を発見した野柳海蝕洞を必ず巡ります。金山最大のお祭りです。慈護宮から800mの位置にある獅頭山公園は、標高約70mの金山岬にあります。老街を見て回り、お腹がいっぱいになったら、腹ごなしにぴったりのところです。獅頭山公園は長年、軍事管制区に指定され、一般市民は立ち入ることができませんでした。そのおかげで思いがけず、豊かな自然環境が守られ、季節によっては、遊歩道わきでタカサゴユリやヒガンバナが咲き誇る景色を眺めることができます。公園の高台に立ち、東の方を眺めると野柳岬が、西側では伝統漁法「蹦火仔」で知られた磺港漁港が、前方には燭台双嶼が見られ、天気が良ければ、青い大海原が天空へと続く雄大な景色が眼前に広がります。「むかし、海辺で夫の帰りを待ち続けた妻が岩になりました。苦労の末ようやく帰ってきた夫は、岩になってしまった妻を見て嘆き悲しみ、最後には自分も岩となりました。そうして二人は永遠に寄り添っているのです」これは燭台双嶼にまつわる美しくも悲しい物語です。高さ60mの燭台双嶼はプレート運動、波と風による侵食でできた海蝕柱です。二本が寄り添うような独特の景観が恋人たちや写真愛好家をひきつけています。金山で人気の撮影スポットです。遮るもののないオーシャンビューを堪能した後は、改修後の中山温泉公園で金山が誇る最高の天然資源-温泉を満喫しましょう。金山は台湾本島最北端の温泉で、泉質は硫黄ナトリウム泉、硫黄泉、炭酸泉、鉄泉の四種に分けられます。無料で開放されている中山温泉公園は、「黄金の湯」と讃えられる金褐色の鉄泉。「台湾景観大賞」を受賞した足湯に足を浸せば、疲れも吹き飛び、身も心もリラックスできるでしょう。旅の一日にふさわしいエンディングです。
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